岡山の整理収納アドバイザー おおもとまさこです。
少し前から、
金継ぎしたーい!
金継ぎ習いたーい!
と思っていました。
図書館で金継ぎの本を借りて読んだり、
金継ぎを習えるところがないか調べたりしていました。
そんなとき、金継ぎ教室のお知らせが!!
※画像はティルナノーグカフェInstagramよりお借りしました
ソッコーで申し込み、行ってきました!
私は、整理収納を学んでから、たくさんのモノを手放してきました。
今、手元にあるのは、お気に入りのモノ、ずっと大切にしたいモノ、ずっと使い続けたいモノがほとんどです。
だからこそ、欠けた器は直してでも使いたい。
金継ぎって、モノを大切にする日本人らしいですよね。
金継ぎで、モノが生き返る。
そのモノ以上に、味が出る。
手間をかけ、
時間をかけ、
地味な作業を繰り返して完成する金継ぎ。
合成樹脂や有機溶剤を使わない、昔ながらの天然素材である本物の漆を使って、破損した陶磁器を漆でつなぐのが、金継ぎです。
私は割れた器は捨ててしまっているので、欠けた器を持参しました。
幼なじみが結婚祝いにくれた備前焼。
十河隆史さんのコーヒーカップ。
老眼になった私には見えないくらい小さな欠けですが、それでも気になる。ここに金継ぎが完成したら美しいだろうなぁ。
金継ぎキットも購入したので、今後1人でも金継ぎできるように、習ったことを記録しておきます。
①前処理から。
テレピン油で拭き取って、金継ぎする部分を空研ぎペーパーで研ぎます。
②固め
ガラス板に生漆を米粒大出して、テレピン油も付けながら、金継ぎの接着面に筆で塗ります。余分な漆はティッシュで取ります。
そのあと、筆を洗います。
まずテレピン油で、次にサラダ油で。
次に筆を使うときは、テレピン油で洗ってから使うこと!
もしも手に漆が付いたときも、最初はサラダ油で洗ってから、石鹸で洗います。
③焼き付け
キャンドルの炎で1〜2分炙って、漆を乾かします。
④麦漆で接着
麦漆を作ります。ご飯をつぶして、小麦粉を加えて、ツノが立つくらい練る。そこに同量の生漆を出してよく混ぜる。
割れた器の場合は、麦漆を接着面に塗る。
私は欠けているだけなので、
⑤刻苧盛り
刻苧漆を作ります。麦漆に6割の地の粉を混ぜる。次に5割の木粉を混ぜる。最後に刻苧綿を練り合わせる。
刻苧漆を欠けた部分に盛る。
サランラップを使って(材質から必ずサランラップで)器の形に合わせて形づくる。
この状態で、室と呼ばれる、漆が乾く温度24℃、湿度80%のところで、2週間乾かします。
というところまでが1回目の教室でした。かぶれる恐れがあるので、長袖、ゴム手袋のまま3時間。なかなかハードですから、途中写真を撮る余裕もありませんでした。
2週間後の作業までに老眼鏡買っておこうかなぁ。細かい作業なのに、見えなくて不便ですー
2020.9.4
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